【私の本棚】[小説]楽園のカンヴァス/原田マハさん
楽園のカンヴァス(新潮文庫)
山本周五郎賞を受賞された、原田マハさんの作品。
美術館のキュレーターさんが主人公で、ルソーのとある作品をモチーフにしたミステリー仕立てのストーリーです。
ぱっと見、分厚いので読みきれるかな〜と思うかもしれないですが、この本はきっと大丈夫です!笑
思った以上に読みやすいし、難しくて挫折することもないはず。
劇中劇というか、小説の中に登場する小説がカギになっていて、フィクションとノンフィクション(いわゆる、ルソーに関する史実)が上手く混ざり合っていて、面白い!
作品中に名画がたくさん出てくるので、ぜひGoogleで画像検索をしながら楽しんで欲しいです。
作者の原田マハさんは、ニューヨーク近代美術館MoMAで勤務されていたこともあるくらい、美術に造形の深い方で、小説からアートへの愛が伝わってきます…(*‘ω‘ *)
インタビューによると、なんと構想30年だとか。すごい。。。
「小説の選び方」問題
小説の選び方問題、ってありませんか!?!?
本屋さんに行けば本がありすぎて、、いわゆる名作レベルの有名な本から、何かの賞の受賞作品、書店員さんのおすすめ、などなど、選びきれないから結局買わない…ってのを繰り返してました。
それで、たどり着いた最近の選び方基準は、
1、だれかのおすすめ本(勧めてもらった本ってそれだけで嬉しい!感想話したりしたい。もしハズしても、こういう本好きなんだって分かるから全然いい)
2、本屋さんで平積みされているもの(文庫本とか多すぎるから、表紙が見えるように積んであるもの=おすすめって解釈で。表紙で選んだりもできるし)
3、とにかく売れてる本(評論家の〇〇さんおすすめ、とかはちょっと当てにしにくいけど、いわゆる大衆に選ばれてる本、売れてる本はいい本なんじゃないか説)
ざっくりこの3つ!
今回の楽園のカンヴァスは、1と3の合わせ技ですが、読めてよかったなー。
みなさんはどうやって選んでますか?
私のセレクト方法も、参考までにどうぞ〜(っ´ω`c)
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