精神的なフィットネスは、単なるスキルだ。│ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう/エリック・ベルトランド・ラーセン



別に私、「ダントツ」になりたいわけじゃないんですが笑、最近自分で選んだ本の中でとってもよかった1冊なのでご紹介です。





著者のエリック・ベルトランド・ラーセンは、ノルウェーのメンタルコーチで、軍隊→ビジネスマン→メンタルコーチ、という経歴の方。この本は、人口500万人のノルウェーで16万部以上を売り上げ、刊行から2年間ベストセラーリストに入った記録的なセールスとなりました。

アタリの自己啓発本の選び方
自己啓発とかメンタル系の本って、あんまり得意じゃない方も多いと思うのですが、スピリチュアルじゃない感じのものを選べば、そんなに気持ち悪いものじゃないと私は思っているので、結構読みます。
外したくないって方は、著者の方のプロフィールとかをチェックして、バックグランドが信頼できるなって方のものを選ぶのがおすすめです。

テーマは「メンタルを鍛えて最高の自分を体験しよう」「あなたはもっとやれる」ということで、そのためのスキルが方法論で書かれています。「一緒にやってみましょう」みたいな実践的な部分もあって、著者の行っているメンタルレッスンをかいつまんで書籍化したような雰囲気です。


グッときたフレーズたち
私はかねてから「ダントツの人」に興味があった。(中略)彼らは、他の人と何が違うのか?(中略)
ひと言でいうと、日常の小さな「正しい決断」を下すのが上手なのだ。
ここ、個人的にこの本のハイライトです。
「正しく質問すれば、行動は変えられる」っていうの、納得。 ↓
人間は本能的に、一番楽な解決策を選びたがるものだ。(中略)
では、よい行動を習慣づけるために、どうすればいいのか。ひとつ大切なのは、自分に「正しく質問する」習慣をつけることだ。

仕事を終えて疲れて帰宅したときに、「これからランニングに出かける?それともソファに寝そべってテレビを観る?」と自問すれば、答えは明白だ。あなたは疲れている。あなたの感情は、ソファで横になるように命じるだろう。理性が何を主張しようが、感情が必ず勝つのだ。そんなときは、質問を少し変える。

「一時間ソファでごろごろして背中が痛くなりたい?気持ちよくランニングして熱いシャワーを浴びてさっぱりしたい?」答えが違ってくるはずだ。

その他、お気に入りのフレーズまとめ。

人生を変えるのは感情である。

目標は、あなたの感情に触れて初めて効果を発揮する。


私だったら、つらいと感じたら、自分は今正しいことをしているのだと考える。

これカッコよくて特に好き。↓
「最高の自分になる」という素晴らしい感覚を体験しないまま人生を送っている人は、あまりにも多い。

浮き沈みを経験し、正負の感情を体験したほうが、中くらいで留まるだけよりも、力強く豊かな人生なのだ


最近、「人生でどれだけ色々な感情を体験できるか」って、人生の充実度を測る指標になるんじゃないかなって思うことがあります。
私は自分が感情的な部分が多くて、さらに1人で色々考えてしまうタイプなのが面倒くさくてすごく嫌だった(まあ、今も嫌だと思うことも多い)のですが、プラスの感情もマイナスな感情も含み、色々な感情に触れて生きられるのって案外幸せなのかもしれません。


おしゃべりはオンラインで。

色んな人に会いたいけど、なかなか全員には会えないので。 Web系女子の端くれとして、オンラインで勝手におしゃべりすることにしました。

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